
病院長 柴田 朋彦Tomohiko Shibata
聖ヨゼフ病院は、1946年第4代米海軍横須賀基地司令官デッカー大佐が戦後の地域復興のためにキリスト教の精神が不可欠と考えられ、横須賀海仁会病院をブルトン司教に託し開院しました。
当院の理念は「キリストの生き方に基づいた惜しみない人間愛」です。この理念の元、私達は地域の皆様に医療による社会貢献を実践しています。
現在、当院では専門性にとらわれない内科診療と高度な整形外科診療、さらに内科と整形外科が連携し質の高いリウマチ診療を地域の皆様に提供しております。また、急性期の外来入院診療のみならず、急性期治療を終えた患者様の在宅復帰を支援する地域包括ケア病床、長期にわたって療養を必要とする患者様を支援する療養病床の運用、さらに訪問看護、訪問介護、訪問診療など幅広い診療活動をおこなっております。
2025年1月当院に看護小規模多機能型居宅介護施設がオープンいたしました。この施設の特色は、従来の「訪問看護・介護」に加え、施設への「泊まり」や「通い」を提供できることにあります。同一施設で訪問だけでなく入所によるケアが可能となったため、患者様や家族の方々に安心できる在宅療養環境を提供できるようになりました。病院に併設する看護小規模多機能型居宅介護施設は横須賀市内で初めてとなります。当院では地域を支える先生方との連携を密におこない、病院と看護・介護との連携を深めていきたいと思います。
皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。